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戦場だけじゃない!韓・日の基地にも広がる劣化ウラン弾 (3/23)
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このビデオレポートは、イサーム・ラシードさんが、2006年9月19日に『Alive in Baghdad』に提供したものですが、12月6日にイギリスの『BBC』が取り上げました。
私たちは、このたびラシードさんから連絡を受け、日本語訳を掲載することにしました。なお、ビデオ映像は、『Alive in Baghdad』のこちらのページ、もしくは『BBC』の「Iraqi 'neighbourhood watch'」で無料でご覧いただけます。
*BBCのほうが画像がずっと小さく荒いですが、そのぶん一般回線の方でも楽にご覧いただけると思われます。
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バグダッド全域、とりわけフッリーヤ地域の民兵による犯罪が起こっても、それでもイラクの人々はそこでの生活が平穏におくれるよう望んでいる。しかし、民兵とその支持者は逆の思いでいる。だから、彼らはことあるごとに多くの人々を誘拐し殺害することによって、バグダッドの暮らしを停滞させるという新たな策をとりはじめたのであろう。

ラシードさん紹介
よみやすいよう改訳しました(12月27日)

フッリーヤはバグダッド市内北西部に古くからある地区で、ここに暮らす人々はみんなイラク人である。彼らはここで100年以上も前からずっと平和に暮らしてきて、誰も自分のことをスンニー派だとか、シーア派だとか言うことはなかった。しかし10ヶ月前、マフディー軍がこの地区に、いくつも事務所を構えてから事態は大きく変ってしまった。マフディー軍によって住民はスンニー派とシーア派に分裂させられ、両派の間で問題が起きるようになったのだ。間もなく、イランから支援をうけている彼らによって、スンニー派の住民はフッリーヤ地区の外へと移住させられることになった。

ラシードさん紹介

今年5~6月、『イラクの子どもを支援するおおさか市民基金』と、『イラクの子どもを救う会』の招きに応じて2度目の来日を果たしたバグダッド在住のイラク人ジャーナリストのイサーム・ラシードさんですが、最近の激しい戦闘をうけ、毎日新聞で彼の話が紹介されました。
民兵や分派勢力の暴力、あるいは占領軍によって、ここイラクでの生活が非常に困難になってきました。
(例えば、)民兵に殺された死体を自宅近くで毎日みかけますが、私たちは、米兵がこういった死体をどのように取り扱っているかを目の当たりにしています。彼らは1日か2日の間、通りに放置し、暴力沙汰に関しては何ら手立てを打とうとしていません。

ラシードさん紹介
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プロフィール
イラクの子どもを支援するおおさか市民基金は、小児がんに苦しむイラクの子どもたちを治療支援するとともに、その関連性が疑われている劣化ウラン弾等の非人道兵器の廃止を求める運動を展開しています。また、日本がイラク戦争に加担することに反対しています。
(2006年5月設立)

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