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戦場だけじゃない!韓・日の基地にも広がる劣化ウラン弾 (3/23)
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今年5~6月、『イラクの子どもを支援するおおさか市民基金』と、『イラクの子どもを救う会』の招きに応じて2度目の来日を果たしたバグダッド在住のイラク人ジャーナリストのイサーム・ラシードさんですが、最近の激しい戦闘をうけ、毎日新聞で彼の話が紹介されました。

住民に砲弾 笑顔消えたバグダッド
イラク人記者 悲痛なメール

イラクの首都バグダッドで、激しいテロ攻撃が相次ぎ、過去最大規模の犠牲者が出ている。今年5月に来日し、各地で講演した現地在住のイラク人ジャーナリスト、イサーム・ラシードさん(34)が、戦争と変わらないすさまじい様子をメールで寄せた。【鵜塚健】

バグダッド中心部のアーダミヤ地区で、妻子と暮らすラシードさんは、11月23日を「最悪の日」と振り返る。
イスラム教シーア派の最重要拠点のサドルシティーで、自爆テロにより車4台が爆発。・スンニ派住民が多く住むアーダミヤ地区に20発の迫撃砲が撃ち込まれた。23日だけで220人が死亡。24日も砲弾が飛び交い、火をつけられたスンニ派モスクで30人が死ぬなどしたという。
現地では以前から、殺害行為が絶えず、「自宅近くに多くの死体が転がり、犬が食べていた」と打ち明ける。今年9月、ラシードさんの助手の男性が米兵に撃たれて死亡。
ラシードさんも、出産直前の妻を乗せて車を運転中、後続車から突然銃撃を受けた。「病院は薬やベッドが足りないだけでなく、暗殺を恐れて医師たちが次々に国外に脱出した」という。
イラクは、シーア派とスンニ派の宗派間抗争の激化で内戦状態に入ったとの見方が強いが、米占領軍や周辺国のイスラム勢力があおっているとの見方もある。ラシードさんも「米国の思惑ではないか」と指摘する。
ラシードさんは「私の家もいつ砲弾が飛んでくるかわからず、家族は隠れるように暮らしている」と不安を漏らし、こう強調した。
「住民からは笑顔が消えた。毎日無実の住民が犠牲になっている事実を多くの人に伝えてほしい」

毎日新聞 2006年12月3日 30面(社会 事件 ひと 話題)
 
おおさか市民基金では、「from ラシード」と題し、彼からの便りをこれまで6回に渡り掲載してきました。便りがあるうちはまだ生きているという証ですが、毎回、次の便りは果たしてあるのだろうかと正直思うところがあります…。
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プロフィール
イラクの子どもを支援するおおさか市民基金は、小児がんに苦しむイラクの子どもたちを治療支援するとともに、その関連性が疑われている劣化ウラン弾等の非人道兵器の廃止を求める運動を展開しています。また、日本がイラク戦争に加担することに反対しています。
(2006年5月設立)

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